ごめん

 

 

そう言った次の日にはドーナッツを抱えて帰って来た

 

 

 

 

もう私いないほうがいいかなって

引っ越した方がいいかなって

 

 

大丈夫だから

 

大丈夫だから

 

 

 

 

 

なにが?

 

今は大丈夫?

 

 

 

私はずっと大丈夫じゃなきゃやだよ

 

 

 

 

疲れてて

 

ひとりになりたい気持ちは私にですらある

 

 

それはわかるけど

 

 

 

 

 

 

3年になります

 

4月だから、3年になります

 

 

 

じゃあいいよ、どこかディナー行こっか

 

 

 

 

 

 

 

私はいつでも味方ってこと、忘れがちみたい

 

 

そんな大事なこと忘れないでよ

 

 

私の伝え方に問題があるのか

 

 

 

 

思い出せてよかった

今回は

 

思い出せてよかった

 

 

 

 

心が繋がる

 

彼を理解できる

 

 

けど自分のペースで愛せないなら、そんな未来いらないって思う

 

 

 

 

 

いらないって思えるようになった

 

それが答え

 

 

 

 

ちゃんと見てるよ、ちゃんと見ててね

 

 

雨の午後にキャンドルを焚いてあなたのことを考える

 

チームだと思っていた、パートナーだと思っていた

あなたが先にそう言ってくれたから

 

 

 

 

 

 

本当に好きだったら、未来のことも考えるよね?

 

 

 

 

 

 

 

 

けど出会ったときから

自分の未来のことしか考えていない人だったことも記憶の隅にはある

 

 

長い時間をかけて

そんなものは全てふたりの未来に書き換えられたと思っていた

 

勘違いだったのかな

 

 

 

 

 

タバコを吸ったあとのだるい身体

 

 

 

 

文字を直す気にもなれない

 

 

 

 

 

あなたが思ったよりも私を大事に思っていないことにやっと気付いて孤独になった

 

 

 

この2年、孤独に思ったことなんてなかった

 

 

 

信じてた

 

 

ふたりでずっといれると信じてた

 

 

 

 

 

キスをしなくなって

抱きしめてもくれなくなって

寝ているときも触れ合う面積が小さくなる

 

 

 

 

それと同時に今までは触れていてくれたことに気がつく

 

 

 

触れたいと思っていてくれてたんだから、私はもっと感謝するべきだった

 

 

 

言わなくて通じる思いなんて

 

あるようでない

 

 

 

私は何も知らない

あなたのことを何も知らない

 

 

 

 

 

 

 

知ってほしい

触れてほしい

 

人生の一部に思ってほしい

 

 

 

 

 

私の綺麗なところを全部見てきたでしょ

 

 

あなたにだけは認めてもらいたい

 

 

 

 

 

ずっと会いたかった

 

 

会いたくて会いたくて

裸足のままで駆け抜けた

 

 

どこまでもいけると思った

あなたに会えるなら

 

 

 

 

あなたに会いたくて

私は生きていた

 

 

 

 

 

 

全身でぶつかった

 

あなたのためにしてあげられたこと

 

どんなときもあなたを見てるよと

もっと上手に伝えられたらよかった

 

 

 

 

 

あなたのドアを

もっと上手に開けれたらよかった

 

 

 

 

 

 

ずっと一緒にいようって言ってほしい

 

 

どんなときでも

ずっと信じていくって

 

 

信じるものが同じだって信じたい

 

 

 

but I still wanna believe in love

 

 

 

 

しねばいい

 

 

私を不安にさせない努力ができるいい彼氏だと思った

 

家族以外にこんな風に私を守ってくれる人がいるなんて奇跡だと思った

 

 

 

 

オーストラリアに帰って来たその日に別れたいって言われた

 

 

一緒にいても辛いらしい

 

 

理由は言わなかった

 

 

 

言えないだろ

 

 

私に非なんてないもん

 

 

 

 

 

 

 

バレンタインのサプライズは嬉しかった

 

ちゃんとリアクションできていたかな

 

本当に嬉しかった

 

 

 

 

そしてそのあとすぐにまた扉は閉まる

 

 

 

愛されてると感じられない

 

 

一緒にいても寂しい

 

 

また別れたいって言われるんじゃないかとか、別れるための伏線張ってるんじゃないかとか、勘繰りが止まらない

 

許せないし、トラウマ

 

 

 

 

なんのために頑張っているのか全くわからなくなってしまった

 

 

 

そしてじゅんくんは卒業したらどこに住むかわからないらしい

 

ノースに一緒に住もうって言うのも考えとくだし、私の体調のこととか気にせずに別れたいならそう言ってって言うのも考えとくだって

 

 

そしてもし仮にじゅんくんのビザが先に降りても私がパートナーとしてそれに乗っかるとかは考えてないんだって

 

 

チームとして頑張ってると思ってたけど違うらしい

 

今は永住権のことしか考えてないんだって

 

その先のことはなにも考えてないんだって

 

 

私と一緒にこの先いれるかもなんにもわからないんだって

 

 

 

 

そんなこと言ってたっけ?ってとぼけてきた

 

 

しねばいい

 

 

 

もう決めたもう知らん

 

もうこんなやつ知らん

 

 

 

私の扉も閉じた

 

 

 

 

期待しない

 

なにも求める気はない

 

 

 

 

 

 

すき

 

 

 

私がじゅんくんを好きなように

じゅんくんも私のこと好きなんだろうなって思う

 

 

楽しませたいなとか

思ってるんだろうな

 

 

 

私が不安にならないように

先回りして防ぎ始めた

 

 

めんどくさくても

やめようってはならないんだ

 

 

私が不安にならないんだから

ものすごく頑張ってくれてるんだろうな

 

 

すきすき

 

けんか

 

 

 

じゅんくんと喧嘩した

 

 

 

私は人前でというか、力を込めてメンヘラって2回言われたのがいやだった

 

 

じゅんくんは私の態度が嫌だった

 

 

 

 

じゅんくんが言っていることわかる

 

 

人を見下して、上からものを言っている

 

 

 

私って人を見下しているのかな

 

 

 

そういうところを直さないといけない

 

直したいと思う

 

 

 

 

 

じゅんくんが直してほしいところ

私も直したいと思ってたところだから

 

言ってることわかった

 

 

これが私の課題かって思った

 

 

 

 

 

人前に一緒に行くの恥ずかしい

 

 

なんで家と外でそんなに違うの

 

 

 

 

 

 

賢い女は社交も得意なはず

 

男の重荷になんかならない

 

 

 

 

直さないといけない

 

 

 

 

けど喧嘩してまじめんどくせえを連発されてもこの人は別れるっては言わないんだろうなって実感

 

 

それがいいのか悪いのかわからないけど

 

安心したら終わり

 

進化がなくなったら終わりと思うから

 

 

 

 

別れるってはならない絆、はじめて感じてもーた

 

 

 

 

だからスターとかミカエラみたいに

堂々と社交の場もこなせる

 

ここは任せても大丈夫と思われるほど

 

 

進化しないといけないなと思った